獣医師の平均年収はいくら?男女・年齢別に調査

Column

2024年6月28日

獣医師の年収は、性別・年齢・勤務先によって大きく変動します。
「自分の年収は平均より高いのか、低いのか?」を把握することで、今後のキャリアや収入アップの方向性が見えてきます。
もし平均より低いと感じた場合、転職や勤務先の見直しは年収改善の有効な手段です。
この記事では最新データをもとに、獣医師の平均年収を男女別・年齢別・職種別にご紹介し、収入アップのヒントもあわせてお届けします。

男女別の平均年収

厚生労働省「令和6年賃金構造統計調査」によると、
男性獣医師の平均給与:年収約735万円
女性獣医師の平均給与:年収約454万円

男女間には約281万円の年収差があります。

 

💡 キャリアのヒント同じ経験年数でも、職場によって給与水準は大きく異なります。男女問わず、給与体系や評価制度が整った職場への転職は、年収アップにつながります。
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年齢別の平均年収

大学卒業(24歳前後)からの経験年数をもとにした年収は以下の通りです。
25〜28歳(経験1〜4年):約396万円
29〜33歳(経験5〜9年):約498万円
34〜38歳(経験10〜14年):約612万円
39歳以上(経験15年以上):約815万円

 

💡 キャリアのヒント
経験とともに年収は上がりますが、伸び率は職場環境や昇給制度次第です。
30代前半〜中盤は転職によって将来の年収カーブを大きく変えられる時期です。
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職種別の平均年収

勤務先や職務内容でも年収は異なります。
小動物臨床獣医師:約400〜600万円
産業動物臨床獣医師:約400〜600万円
地方公務員獣医師:約600万円
国家公務員獣医師:約650万円
民間企業:約600〜800万円

 

💡 キャリアのヒント
民間企業や公務員ポジションは比較的高年収です。経験や資格を活かしてこうした職種へ転職するのも選択肢です。
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他医療職との比較

医師:約1,437万円(獣医師より高い)
歯科医師:約923万円(獣医師より高い)
薬剤師:約578万円(獣医師の方が約100万円高い)
看護師:約508万円(獣医師の方が約180万円高い)

 

💡 キャリアのヒント
医療系の中で見ても、獣医師は薬剤師・看護師より高い水準にあります。さらに年収を上げたいなら、給与水準の高い分野や役職を狙った転職が効果的です。
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まとめ

獣医師の平均年収は、経験・性別・地域・職種によって大きく変わります。
現在の年収や待遇に満足していない場合、転職は有効な解決策です。
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この記事の監修者

原田 友紀

動物病院での小動物臨床を経験後、公務員獣医師として動物愛護行政などを担当し、アニコムへ入社。
愛玩動物看護師を目指す若手の教育や幅広い世代への啓発事業に携わる。